パソコン通信の時代にはシスオペさん(管理者)がいたが インターネットには誰かを戒め諌める管理者が不在なんだろうと思う

僕のパケット通信歴は、インターネットに始まったものではないんだ。実は、55歳オジンは、モデムで文字データーを扱う、パソコン通信時代まで遡ることが出来るんだ。あの時代は、シスオペさんと呼ぶモデレーターさんがいて、システムの管理から、行き過ぎた発言を戒め、喧嘩が起きたなら、ときに諌めたり、仲裁に入ったりする場合があった。あの頃の先輩管理者は秩序立ったネットワーク管理をしたものだ。いま「8N1X 2400baud」つったって、若い衆はわかんねーだろう?(笑)

ところが、今のインターネットは確かに自由で便利になった。その反面、ネットワークにモデレーターさんがおらず、発言は野放図で、なんでも言いたい放題で、喧嘩どころか、炎上なんて物騒な言葉が飛び交う世の中になった。集団の暴力、集団のエゴ、集団のイジメだろうね? 中には、ある生成AIに自殺の相談をして、結果「死になさい」と言われて、若いのに自死する人間まで現れた。

おじさん自身は、親からもらったこの命、と思ってずっと生きてきた。1970年代、まだ医学が未発達だった頃の日本国では「テオナP」(現在は徐放剤のテオドール)と、点滴のテオフィリン、吸入のインゲルハイムのインヘラーしかなかった。おれが6歳と9歳のころ、おれの主治医が両親に向かって「この子は20歳までしか生きられない」と言われていたけど、いまおれは、サノフィのデュピクセント皮下注でアレルギーを克服した。

おれは幼心に「ぼくは20歳までしか生きられないのか」と絶望の淵に立たされた。一人小児病棟で泣いたこともあった。だから、インターネットや生成AIから「どうぞ死んでください」と指示されても「だが断る」とキッパリと言うだろう。20歳でお前は死ぬだろうと言われて、命を大事にしない奴はいないだろう?

話が脱線したが。これは、シスオペ(会話の流れを調整するモデレーター的役割)が、インターネットには不在だ。咎める人も調整役も誰もいない。ただ自由というか、放縦(野放図な無制限な好き勝手を指す)がまかり通るといった、構造的な欠点を内在しているのだろうと思うよ。

誰か、インターネットの治安を守る、モデレーター的存在を作ってくれないか。このネット社会に調整役がいないことが、一番の欠点であり、良く言えば、際限のない自由が待っているんだろう。

若い衆が、それに戸惑った上で、勝手な自己判断をした結果、倫理観がまだ未熟か、それとも欠如した状態でいきなり世界と向き合うことになるので、誰とでも衝突が起きやすいんだろうと思うよ。

インターネットには「ネチケット」って言う表現があって、実はこの表現、おれが一番嫌いな言葉なんだけどな(笑)何だかマナーのお仕着せは、他人に対する尊重ではなく「ネチケット」という言葉のニュアンスから捉えると、とても厚かましい越権行為に見えるんだ。

なので、インターネットにも、モデレーター的存在な「シスオペさん」を復活させてみたらどうだろうか。

ではでは(・∀・)ノ

パソコンのお医者さん インターネットにはモデレーターが必要 ネットウイングス 代表 田所憲雄 拝

ネットウイングス【4th】

どうも(・∀・)ノ 兵庫県尼崎市のネットウイングスは、個人で2003年から始めた、日本のユースウェアにかかわる団体でして、法人、個人に向けた、パソコンの使い勝手を良くするための活動をしています。

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